Shin Yamagata

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散髪屋




散髪屋に行くのはあんまり好きじゃありません。今日行った散髪屋は何かあるごとに、、、、
例えば髪を切った後とか髪を洗った後とかに、必ず少し大きめの声で「おつかれさまでした〜」と
発声して、その声を聞いた他の従業員全員も同じように「おつかれさまでした〜」と発声して、
そういうのをされるたびに心の中で「もう、そんなんはやめてくれ」って思ってたんですが、
それは僕に対してだけでなく、他のお客さんに対しても同じようにするから
どこかで「おつかれさまでした〜」という合図があると僕の髪を切りながらでもいきなり「おつかれさまでした〜」と
発声したりするから、僕の心の中は「もう、やめてくれ」の連続で嫌になってくるのだけど、
こういうデリカシーのない空間に身を置くこともたまには必要かもしれないと修行僧のような気持ちで
髪を切られていました。それにそこで交わされている会話が何か白々しい感じやし、
語尾とかも「〜的」とか「〜みたいな」とかそういった類のしゃべり方で、そやからって別に若い人やないし、
なんでそんなしゃべり方してんねんって思うし、声とかでかくてうるさいし、
そんな感じで絶対に喋りかけられたくないわと思たから、目をつむって眠たくもないのに寝た振りしながら、
そのなんやようわからんアホみたいな会話を聞いたりしながら、いちいち心の中で
「そんなしゃべり方をすんな」とか
「お前は客の話も聞かんと自分の話ばっかりしてるやないけ」とか
「そんなこと言うたら傷つく人もおるってことをお前は知らんのか」とか
「客が返事に困るようなしょうもないことを言うな」とか
「いちいち笑うな」とか、いろいろ突っ込んだりしとった。