Shin Yamagata

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冬の間、蛹で過ごしてきてこの春に蝶となって出てきたモンシロチョウが数日前から飛ぶようになっている。冬を蛹で越えて春に蝶となって飛びまわるというのは、つらいことがあってもそのうちいいことがあるよ、というような最近よく耳にする文句とどこかつながっていて、それはそれで一定の効果というか、そういう言葉が実際人を励ましたりもするのだろうけど、そのことよりもこのモンシロチョウの羽の鱗粉の中にも放射性物質が混じっているかもしれないと思ったりして、そしてその鱗粉と放射性物質が混ざっている様子というのは実際には見たことがないし、見ることも出来ないのだろうけど、どことなく美しいような気もしてしまったりして(それは映像としてなのか、言葉としてなのか)、そしてそう思った途端に「不謹慎」という言葉が咄嗟に浮かんでしまうのであった。被災地ではモンシロチョウはまだ蛹のままじっとしているだろうし、津波で流された蛹もあるだろうし、羽化した途端に被爆してしまう(蛹の時から被爆しているけど)のもいるだろうし(http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/interna_heal_j/a14.html)、それは昆虫だけではなくて野良猫もスズメも植物もそうだろうと思うと、フワフワ飛んでいるモンシロチョウの写真を撮る気もいまいち失せてしまった。
防衛省動画チャンネル
http://www.youtube.com/modchannel/
イギリス、ロシア、日本 3人の科学者からのメッセージあまりにもひどい 「日本原子力技術協会の最高顧問」
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-3104
原子力保安院の大ウソ暴露!(関東エリア未放送)
http://www.youtube.com/watch?v=gW8pfbLzbas&feature=youtu.be