7月30日

朝から曇っている。午後に峠を越えてみたけど余計に曇っている。空に少しだけ青いところがあるから少し待ってみようと納屋の下に腰を下ろして持ってきた文庫本を読み始めた。一時間くらいしたら空がさらに暗くなっていた。戻ろうと思って原付を走らせていると先の方の空が濃い灰色だ。峠の向こう側で雨が降っているに違いない。しばらく様子を見ようと空き家の軒下に原付を止めてしばらくするとぱらぱらと雨が降ってきた、と思ったら土砂降りになって、浅い軒下を選んでしまったことを後悔する。