Shin Yamagata

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8月5日




河瀬直美がきてそれで手紙送ってくれて、と河瀬直美の書いた何かが額に入って飾られていた。あの人は何回も来て「あ〜」とか言いながら抱きついてくるからなあ、とうれしそうに話し、三重やったかな、和歌山やったかな、どっかから来たカメラマンは一日中写真撮って、そこの烏骨鶏の柵を開けて中を撮ったり庭を撮ったりしてて、また来ますって言ってそれから全然来んわ、とか話したりしている最中にブンブン飛んでたアブをバチッと素手でたたき落とすそのおばあさんは一人暮らしで家の裏の斜面には粟が植えられていてその粟はおばあさんが食べるのではなくて十津川村のホテルが買ってくれるらしくてホテルとしては十津川産のものをお客に提供したいらしくて、犬が二匹いて二匹とも人懐っこいからなでてたらものすごく手が臭くなるけどほんとにかわいい犬で、そして犬の右太ももにねずみが張り付いていて、そのねずみはねずみ取りにかかったねずみを庭にぽいとおばあさんが投げ捨てたらその上に犬が座ってしまってねばねばがついてたネズミだったからそのまま犬にくっついてしまったらしいけど取れないって言ってて、はさみで毛を切るしかないかなあと言ってやってあげようかと思ったけど失敗したらいやだからやめておいて、おばあさんは犬二匹の世話と烏骨鶏の世話と畑の世話でいつも忙しいらしい。曇ってきていたから写真は撮らずトウモロコシやミカンやジュースを頂いてそれでまたこの集落に来たら寄らせてもらいますと言って帰った。