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8月22日
大人二人に子供五人の客が店内へ入ってきた。店内に入る前の駐車場を歩いている段階からうるささの気配に満ちていた。子供は男三人に女二人、全員幼く、小学校に上がる前の年齢だ。いざ席につくと早速下から二番目くらいの男の子が店内をキーキーと甲高い声を出しながら走りはじめる。その子を追いかける一番上の男の子も大きな声で何かを叫んでいる。女の子は席でキャッキャと耳をつんざく声で笑い、しまいに一番小さな子を残して全員が店内をうろつきはじめる。大人の女二人は話し込み、子供たちのことはほったらかしだ。たまに、うるさい！　とか、席に座って！　と子供以上の大声を張り上げている。他の客は誰もそちらに顔を向けない。