Shin Yamagata

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4月3日
写真に理路整然とした理屈をつけてドヤ顔。こういう人たちが一定数いる。理屈オタクみたいな感じで、とにかく理屈だけは立派で、あー言えばこー言うみたいな技術も長けている、つまり、そこそこは勉強もしている、知識もある。だけど、なぜ、それなのか? というのに欠けている。本当にそういうことに興味があるのか? いったい何に向き合おうとしているのか? それがやりたいことなの? よくわからない。でも理屈に向かう情熱だけはある。理屈は好きみたいだ。理屈が通っていて、誰にも突っ込まれない、突っ込まれたとしても返す答えはきちんと用意されている、そういうことには情熱を注げる。せっせせっせとネタを探す、いいネタは理屈が通りそうな事柄、まずそこが大事、要するに理路整然とした何かを探す嗅覚、美術ネタ、君は本当は科学者になりたかったんじゃないの? そういうわけではないみたい。そういう人たちの気持ちを君はわかるのか? わたしはわかる。あなたはつまらなそうにそう言った。