Shin Yamagata

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2月18日
問題は多岐に渡っていて、その中でも日々ストレスを与え続けているのが物理的な問題だった。ネガだけではなかった。プリントした写真も同様に部屋を狭めていた。全てをデータ化すればすっきりと片付くはずなのだが、どれほどの時間と労力を費やせばいいのかと考えるだけで嫌になった。捨ててしまうという選択肢もあった。捨てるという行為に及ぶことができれば何もかもがすっきりと片付くはずだった。しかし長年撮りためてきた写真を捨てることはそう簡単にできることではなかった。ネガに収まっている写真にどんな価値があるのかないのか、もはやそんなことは問題ではなかった。他人だから言えるのだが、君の写真に価値なんてものはない。いや、あるのかもしれない。でも最終的には価値などないことがはっきりとしている。誰もが写真を簡単に撮影し、すぐさまネット上に公開できる今となっては、部屋の一部を占拠し続ける「物質」としての写真と、あなたが日々