Shin Yamagata

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5月20日
疲れすぎていて昼過ぎにアザラシの顔が描かれたアイマスクをして横になった。頭のうしろの窓の向こうから鳥の鳴き声が聞こえてくる。普段は聞くことのない鳥の声、なんとなく懐かしい、この鳴き声は、ツバメだ、ツバメが窓の外をいったりきたりしている、きっと、先日見た二匹のツバメだ、やっぱりこの近くに巣を作ったのかもしれない、暗闇の中でツバメの声を聞いているとだんだんと眠気が深くなっていく、ツバメの飛ぶ姿を想像する、鋭く尖った尾羽、空を切るような滑空、電線に並んでいる姿、背景の青い空と緑の山、寝る前に20分で鳴るようにセットしていた音楽が鳴り出し、起きる時間となって一睡もできないまま午後の仕事に取りかかる。ツバメの鳴き声は聞こえていない。

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7月16日
期日前投票に行った、雨が降っていた、わたしは地主ではないし、大企業に勤めているわけでも大企業の御曹司でもないし、ネトウヨでもないし、親が国会議員でもない、そんなわたしはあの政党に投票するのだろうか。それにしてもあの政党の政見放送、誰かに、鼻がしなだれた男性器にしかみえないと言われて久しいあの男と白い服の女とのやりとり、顔を見合わせているようにみせかけているものの、決して視線は合わせておらず、視線の先のフレーム外にある原稿を読んでいるのがまるわかりの猿芝居、茶番。白い服の女はまるで北朝鮮の放送を想起させると散々揶揄されているようだし、はあ、とため息をついたところでラジオが耳に入ってきて(赤江珠緒たまむすび | TBSラジオ | 2019/07/16/火 13:00-15:30 http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190716150109)、ブラジルのドキュメンタリー

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4月23日
30分遅れる、という連絡があり、じゃあ少しのんびりしようと思った矢先に、がんばったから9分しか遅刻しないで済む、という新たな連絡が女からあり、慌てて家を出る。目的地に到着すると、時間通りに着けることになったと連絡がきていたのだけど、もう一人待ち合わせていた女から、今メール見て慌てて向かってます、という連絡が来ていて、結局その女が30分遅れることになった。遅れると言ったのに時間通りに来た女と歩きはじめた。人がたくさん歩いていて、人混みが久しぶりだ。会う人のほとんどが年寄りだった数日前と違ってすれ違う人がみんな若い。日本のどこかからこの東京に出てきて、大学を出て、派遣社員とかになって低賃金で働かされることになる若者たちだ。ラーメン屋の行列を見てから近くの公園に座る。座ったのが桜の樹の下だから風が吹くたびに花びらや雄しべのカスが落ちてくる。晴れている。