Shin Yamagata

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10月14日
台風が過ぎたばかりなのにまた雨が降っている。アベはほんとにバカだと思う。バカ集団がこの国を壊しはじめていても、まだ壊したりないらしく、報道を見ても、街の様子を見ても、怒りのボルテージがいまひとつ上がっていない。この国ではバカがいくら国を壊したところで怒りのボルテージなんて上がらないのかもしれない。そんな中で、お前だけは違った。お前の怒りのボルテージは最高潮に達していた。まず、足音が異様に大きかった。道路がベニヤ板でできていたなら、バキバキと道路に穴を開けながら歩いていることだろう。高揚した顔に触れれば指が火傷しそうだし、拳はあいつらとすれ違えばどう炸裂するのかわからないくらいに固く握られているし、

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7月5日
夕方から雨が降ると天気予報では言っていたけれど、ずっと天気が悪くて洗濯物がたまっているのだから洗濯機をまわさないわけにはいかない。洗濯機から水が放出されて衣類に水が染み込んでいくのを眺める。水かさが増してきて洗濯機が回りはじめる。上にあったものが下に潜り込んでいき、下にあったものが上にあがってくる。そうするうちに水が溜まって本格的に回りはじめた。ウーン、ウーンと一定のリズムで回るのだけど、洗濯機の中の衣類は複雑に動いていく。蓋を閉じて顔を洗おうと思うのだけれど、水の中で動く衣類から目が離せない。いつもこうなる。見はじめるとなぜかいつまでも見てしまうのが洗濯機で、さらに、

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8月8日
葉が落ちたときには遠くからでもすぐに柿の木だとわかるのに、今は葉がこんもりとしていて、そこに柿の木があることにさえ気付かずに通り過ぎている。足下には草がぼうぼうと生えていて、春に歩けたところが歩けなくなり、行きたいところにも草が邪魔で行くことができない。ほとんどが緑色に覆われ、シャッターを押すきっかけが限られてしまうのではないかと弱気になり、追い打ちをかけるような猛烈な暑さで、それでも、見ようとする距離をずらしてみたり、緑に覆われているからこそ目に止まるものもあるはずだと、自身を励ましたりしつつ、