Shin Yamagata

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6月26日




いつも使っている印画紙の黒が全然しまらない。前と違いすぎて使い物にならない、二箱も買ってしまったのに試し焼きを何度か繰り返してもうダメだと諦めたのは二週間くらい前だったか。直接メーカーに問い合わせると、確かに以前のものに比べて黒がしまらないという「数値」が出ているが許容範囲内で不良品ではない、という回答がきた。こっちからすれば前と違いすぎて全然使えない、不良品です、という気持ちだ。気持ちというか、こっちの「感覚」では不良品だ。メーカーとのやりとりはめんどくさそうだと思い、買った量販店へ行くことにした。量販店のいつものおじさんに説明すると、どうぞ返品してくださいとあっさり返品を承諾してくれた。これでお金が戻ってきて少し安心したけど、本当に返してもらいたいのは時間なのだった。話を聞くと黒がしまらないという話は他にもあるということだった。2号くらいで焼くぶんには問題はないらしいけど、号数が上がると黒がしまらなくなるらしい。しかしメーカーの「数値」では許容範囲内で、不良品ではないらしい。メーカーのホームページにはこのことに関してまだ何も記載されていない。