Shin Yamagata

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6月9日
「僕らの燃ゆる御霊」という言葉に対して、尊敬語の使い方が間違っているという指摘があるけど、それはただ尊敬語を知らなかった、無知、勉強不足、ってだけなのだけど、そういうことよりも、そのへんに転がっているそれっぽい言葉を拾ってきて、なんの考えもなしに使う手際というか、態度というか、表層をかっぱらってきて何かを作った気になっている、そんな奴らはどこにでもいて、写真やってる奴にもいっぱいいて、中身何にもないけど、なんとなくそれっぽい構図で写真整えて、スパイス的にちょっと社会的な要素を言葉として付け加えておく、でも写真はぜんぜんおもしろくない、みたいな、それだけじゃなくて、物もそんなものばっかりが溢れてて、なにか有名なブランドらしいけど、布切れみたいな服とか、値段の割に味もサービスも何も満足できないのに、内装だけはそれっぽい雰囲気の料理屋とか、そんなの言い出すとキリがないけど、とにかく、ぜんぜんぜんせのあの歌の人の、その薄っぺらさがとても恥ずかしく思える。