Shin Yamagata

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4月10日
アラーキーに対するネット上に出てきた文章をいくつか目にした。幅広い意味での「関係者」たちはアラーキーが写真家だからだろうけど、写真家とモデルとの関係がどうしたこうした、私写真が終わったとか終わらんとか(本人がこれは私写真だといえばいいだけのことだから、終わったとか終わらんとかどうでもいい、やりたい奴はどんどんやればいいし、やりたくない奴はやらなければいいだけの話で、終わるも終わらんもない、アラーキーの私写真が終わるというならまだしも、話を一般化して全部終わり、みたいなのアホみたい)芸術というのはなんちゃらで、アーチストというのは……とかなんとか、とにかく芸術とか写真とかそういうことに話を持っていきながら語ろうとする。これはもう病気じゃないのか。今回の件、写真とか芸術とか、今はどうでもいいんじゃないかと思うのだけど。シンプルに考えることができないのかね? だいたい男の方がそういうバカな発言してるよね。女の人の方はあの文章を書いた女性に寄り添おうとする、当たり前だけど(そりゃ色んな女がいるけどさ)。あと今後アラーキーの評価がどう変わるのか、みたいなことを言っている人もいるけど、誰かの評価を待ち構えるよりも、まずは自身で評価すればいいんじゃね? 誰かが何かを言わないと不安で何も言えない人、いっぱいいる。そんな人たちが写真家とかアーチストとか、なんの説得力もない。そうまくしたてたのは弁護士事務所で働く三十歳くらいの女だった。