深読み

このように何かを読み解くような見方は浸透しているのだろうか。そこに写っているものから別のことを引き出そうとするようなものの見方、もしくはそこに写しているものから別のことを連想しやすいように仕組んだ写真、ということなのか。虫を真ん中に入れてただドンと撮った写真は虫が見えてくる。虫が見えてくるというのは虫の色とか羽の模様とかどういう感じで葉っぱにつかまっているのかとか、そういうことが見えてくる。そこにわざわざ人を写しこむとそういうのは少し薄まってしまい、「深読み」（浅読み）してしまう人が増えてしまったりするのか、どうなのか、どうなの？そしてその「深読み」（浅読み）は何由来なのか？どういう考えからその「深読み」はきているのか？どういう立場からその「深読み」はきているのか。どういう文化からその「深読み」はきているのか。三矢サイダーのかおりは果物が由来だそうだ。いや、この展開はまずい。この展開の先にあることを考えるのは苦手だった。苦手だけどこの先をズンドコ進んでいかなければならない。ただ、手がかりがない。指を引っ掛けるところが見当たらない。
つづく