Shin Yamagata

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10月17日




旧姓荻島の家に久しぶりに行くのだが家に行く前に、駅のすぐ近くに、というのか駅の複合施設なのか、前に来たときにはなかったところへ駅から伸びる道は繋がっており、そこにある大きなスーパーで鍋の材料を買うことになる。鍋に入れてよさそうなものに半額のシールがついていたりするからとりあえずそういうものからカゴにどんどん詰め込み、平城京のように区画された店内をうろうろ歩き回る。スーパーというのは概ね直線的に物事が配置され、あそこのゆるく曲がっているカーブの内側に小豆の缶詰があって、そこの坂道を登りきったところのすぐ右手には林檎が置いてある、というようなスーパーはあるはずもない。