Shin Yamagata

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1月20日




最初に降り立ったバス停は山の中の道の駅なのに自動販売機しか稼働していなくて食べたかったこんにゃくを食べることができない。道の駅を立ち去り川沿いの県道を上流へ歩いていく。川をのぞき込んでも魚の姿は見えない。魚はいるはずだけど冬の間どこにいるのかわからない。しかしカワセミが飛んでいてカワセミは魚のいる場所を当然知っていて毎日捕まえては食べているのだろう。わたしが魚のいる場所を知らないだけのことでわたしと川のつき合いがそれほどのことでしかないということだ。