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1月3日

こんな日に散歩するんじゃなかったと思うくらいに風が強く吹いてきて、そのときにはもう家から一時間以上離れたところの、まだほとんど閉店状態の商店街にいた。風が吹いていることは知っていたけど、しまったと思ったのは帰りが向かい風になると気づいたからで、そのときにはもう向かい風の中にいて、ときには立ち止まらなければならないほどの向かい風で、メガネなのに目に砂埃が飛び込んできて、いやだいやだと思いながら顔もあげることができず、そうすると写真を撮ろうという気も失せてきて、でも帰りこそが順光でべたっと張り付くような冬の硬い光を満喫できると思っていたのに、