Shin Yamagata

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8月21日
大学の同級生が卒論のためにゴリやヨシノボリを捕まえるためにしょっちゅう来ていた新庄川を海から遡っていく。川沿いの道はくねくねと曲がり、ときどき見下ろせる川にはまだそこにカワウソがいそうな気配が残っている。川を離れて急な上り坂をのぼり山の中に入って行く。斜面に等高線を引いたような茶畑が広がる小さな集落が左下に見えてきた。集落へ入る道を下り、写真を少し。すぐ先の道の駅に寄ると、手作りの番茶が売っていた。気温差の激しい標高の高い場所でのお茶はおいしいと、以前、下北山村のおばあさんに聞いていたから、きっとここのお茶もおいしいに違いない。道の駅を出ると四万十川を渡ることになるのだけど、かなり上ってきたから川が細く、ただの小さな川にしか見えないうえに、同じような川を3つくらい渡り、どれが四万十川かわからないまま通り過ぎていく。どれくらい