Shin Yamagata

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6月12日
近所の整形外科医を信用できなくなったために予約しておいた大きな大学病院へ行く日がようやくきた。とにかく痛みの原因をはっきりとさせたい。電車には乗りたくないから原付で向かうことにした。すんなりといけば20分もかからないだろうということで、予約時間の40分前に出た。道に迷うこともなくすんなりと着いてしまったから、少し病院の周りをカメラを持って歩いた。こんなことをするからいつまでたっても膝の痛みがなくならないのかもしれなかった。病院の1階にはコンビニや喫茶店があって、喫茶店には病人らしくない人たちが楽しそうにおしゃべりをしながらケーキをフォークでつついていた。エスカレーターで2階へ上がり、申し込み用紙に記入して受付へ向かう。やっと病院らしくなってきた。来いと言われた時間の5分前だった。近所の整形外科医院の無愛想な受付の女と違って親切なおじさんが対応してくれた。できたばかりの新しい診察券を受け取り、別の館へ移動する。途中、センサーの前を通り体温を計られる。次の受付のおばさんもとても親切だ。患者でぎゅうぎゅうの狭い待合室とは違い、予約制だからか、診察室の前には1人しか待っていない。診察室のドアの横には電光掲示板があって、