Shin Yamagata

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6月1日
「よくわからないけど、なんかいい」みたいに言う人の胡散臭ささは、そういうことを言っておけばなんとなくわかった風にみられるんじゃないかという、他人の目を気にした卑しさにあるのだろうか、いや、一般の人にはわからないと切り捨てられるようなものを、ひとまずわたしは切り捨てずに「なんかいい」と言ってうなずいてるわたし最高という自惚れにあるのだろうか、いや、「わからないものがいい」という言葉を何も考えずに鵜呑みにしているバカさ加減にあるのだろうか、どちらにしても胡散臭さは消えない、などと考えはじめたところでお湯が沸いた。