Shin Yamagata

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10月26日




ついこのあいだ読んだ小説に日比谷公園が出てきてたからというわけではないのだけれど日比谷公園にいた。遠くからかすれた音楽が聞こえているのは野音で何かやっているのかもしれないのだけれど、野音まで足を運んで確認したわけではないから野音とは別の場所で何かやっている可能性が残されている。しかし野音だろう。公園内にある木々に囲まれたレストランには行列ができ、待っている人たちのウキウキとした気分と休日をこの公園で楽しもうという人たちの賑わいにどこか都会っぽさを感じてしまうのは日比谷公園がでてきた小説が都会風の出来事ばかり書いていたからかもしれないけれど、実際のレストランの給仕たちの様子は地方の旅館の雰囲気があり、一瞬ここが都会なのかどうかわからなくなってしまう。それにしても「都会風」とはなんだろうか。