Shin Yamagata

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7月25日
そうひどくはない雷雨。雨が降ったからといって気温が下がるわけではなく、むしろ蒸し暑くなり不快になった。そんな中でもセミの幼虫は土の中から出てきて、カラスに食われている。ハンカチで首筋を拭うおじさんが赤信号を無視して歩いていくのをぼんやりと眺めていた。薄暗くなりはじめて、信号の赤がいつも以上にまぶしく輝いている。頭上ではまだセミが鳴きまくっている。そろそろ鳴き止む時間だろうに。