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5月23日
日大の監督とコーチの会見を見てるとただただ気分が悪くなるのは、こいつらに近い大人と何度も接してきて、そのときの嫌なことを色々思い出してしまうからだ、ああいう奴らは平気で嘘をつく、追い込むとかプレッシャーをかけるとか、仕事の現場で何度もそういう言葉を聞いてきた、理不尽なことを何度も言われた、自分が絶対に正しいというあの自信に満ちた人間特有の胡散臭い表情で、もっともらしいことを言われ続けた、業績を上げるため、試合に勝つため、会社を大きくするため、業績が上がっても苦しさは減るどころか憎しみや徒労感が増えていくだけ、人を道具のように扱いやがって、ゲームじゃねえんだ、そう言った彼女は、パソコンの画面から離れて何をやりだすのかと思えば、ガスコンロの下の棚を開けて小麦粉を取り出し、こないだ安売りで買ったというオレンジのジャム、卵、砂糖、バターを用意し、必要なものは計りできちんと計量し、今年の冬に八朔の皮を何度も茹でこぼして作った「八朔ピール」を包丁で細かく刻み、