Shin Yamagata

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1月29日
ある程度明確な言葉があってその言葉にそって撮られた写真と、言葉はあまりないまま撮りはじめてまとまってきた写真があったとすれば、どうも最近は前者の写真が評価される傾向が強く、それはなぜかといえば、写真を言葉できれいに説明できるからで、写真を見る側はその言葉を聞いて何かわかった気になるからで、それは写真がわかったのではなくて言葉がわかっただけなのに、何かがわかったという手応えはあるからそっちが評価されるという状況になっている。そういう状況をどう打開していくのかと考えなければならないのだろうけど、後者の大抵の奴は写真のことばかり考えていて、そういうことに頭がまわっていないし、どうでもいいと思っているし、くだらん奴に評価されるくらいなら、誰にも評価されないまま死んでやると思っている奴がほとんどで、結局前者ばかりが評価される世の中になっている。っていうのも少し間違っていて、後者の奴にも評価されたい病みたいな奴はいて、簡単に二つにぱっくり分かれるはずもなく、玉虫色の