Shin Yamagata

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10月11日
なことを考えていなかったと思う。そのうちに、なんとなく「評価」を意識しはじめる。学芸員とか評論家に「評価」されることが自分自身の「ステージ」を上げていく、とどこかある時点でそう思ってしまった、のかもしれない。学芸員や評論家を「権威」あるいは「権力」とみなし、その傘の下に入りたい、権力の犬に成り下がりたい、認められたい、評価されたい、俺はわたしはお前らとは違うんだ、自分自身と学芸員や評論家を一体化させることによってわたしはえらくなる! とは思っていないかもしれない。学校の先生にほめられたい、そんな学校文化の延長のまま生きている、というわけでもないのかもしれない。その一方で、学芸員や評論家はバカだ、という人がいる。学芸員や評論家なんて写真も撮らないくせに、撮ったこともないくせに、写真の何がわかるというのか、ちょっと勉強ができるからって、言葉の扱いに慣れているからって、哲学や社会情勢をちりばめたクソつまんねぇ雑文書き散らしやがって、だからといって、ヤンキーのように振舞っているということでもなくて、