Shin Yamagata

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4月15日




天気予報では午後から晴れる予定だったのだけど曇ったままだしときどき雨が降った。気温も上がらず寒いままですれ違う人との挨拶は「さむいですねー。」だった。この季節は植物に目がついつい向かってしまい、それ以外が見えていないような気がする。他をすっとばしてまず植物が目に入る。すっとばしてしまうことを自覚しているから他を逃さないようにしっかり見ないといけないと思うのにどうしても植物に目が向いてしまう。今までなら確実に撮ったようなところでも触手がのびない。それは植物ばかりが気になっているからなのか、それとも植物がこんな状態だから他のものが実際に霞んでしまっているのか、つまり気持ちの問題なのか実際の見え方の問題なのか、それがはっきりとしない。そういう中で撮っていると、いいのかな?いいのかな?これでいいのかな?、実際にはええのかな?ええのかな?ほんまにこれでええんやろか?という自問が常に繰り返される。