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4月22日
バスに一時間半ほど乗っていると運賃は1500円に近づき、ほどなく終点に到着した。山の中の川沿いの道に数件の民家があるだけで他には何もない。帰りのバスの時間まで5時間ほど。帰りのバスは乗ってきたこのバスがそのまま折り返して町へと戻る。その間、バスの運転手は何をするのか。バスの運転手はトタンの粗末な車庫にバスを入れたあと、路上に停めてあった白い軽自動車に荷物を移しはじめる。この軽自動車でどこまでいくのかはわからないけど、町まで戻れば往復で3時間かかってしまう。昼休憩に1時間あるとしたら残りは1時間。その1時間のために町に戻るとは到底思えない。ではどこにいくのかといえば、