1月24日
ジョジョでいうところのスタンドだ。わたしは夢の中でスタンドの能力に目覚めていた。あるものを殴れば、そのものの履歴というのか、誰が使っていたとか、どう使われていたとか、使っていた人はこんな立場の人とか、そのものに潜んでいる記憶みたいなものが文字となってドバドバとそのものから溢れてくる。ものによっては何重にも重なった文字が出てくる。溢れ出るたくさんの文字を見て、ああ、随分と歴史のあるものなのだとわたしは思う。そして、わたしはいろんなものを殴る。文字がどんどん出てきて、出すぎて、文字を追うことができない。読めないのだけど、どんどん殴る。知りたくて知りたくて次々と殴っていく。こんな能力何の役に立つのだろうかと思っているのだけど、殴れば文字が出てくるのだからどんどん殴ってしまう。そのへんに転がってそうな木の棒を殴っても文字が出てくる。夢中になって