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6月28日
いつも曲がるところを真っ直ぐ歩いていくと川に突き当たった。橋を渡った先の川沿いの歩道には桜が植えられていた。だから道が暗かった。橋は渡らずに右に曲がって川沿いの車道を上流に向かって歩いた。こちらの道は明るかった。空には雲が出ていて、どきどき薄く光が射し込んできた。日が射さなければ暑くはなかった。ときどき車が通って、ときどきシャッターを押した。少し先に工事現場が見えてきた。道が塞がれているから橋を渡って歩道を歩いた。しばらく歩くと今度はこちら側が車道になった。右側に川、左側に民家、民家の向こうは崖になっていた。崖の上にはまた民家が続いていた。民家が途切れて公園になった。公園の奥には神社があるらしく、