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12月13日
写真に純粋も不純もあるのだろうか。写真を手段ではなく目的にしているからそういうことを言いたくなるのだろうか。そもそも、写真が目的、というのはなんだかおかしい。写真はもうすでに発明されてしまっている。年月が過ぎて、写真は物質ではなくなったし、写真に写っているものなんて本物か偽物かわからない、むしろ、どこをどう加工しているのだろうかと思いながら写真を見る人の方が多いくらいになった、かもしれない。そんな状況の中で写真を目的に写真を撮る、というのはやっぱりおかしい。写真を目的に写真を撮るというのは、オタマを目的にオタマで味噌汁をすくう、みたいなものか。いや、なんだかおかしい。違う気がするし例えが間違っている気もする。大根を目的に大根を植える、ということか。いや、これもなんだかおかしくて、