2019-02-07 ■ 1月10日 頭上には雲が広がっている。それほど分厚い雲ではなく、ところどころ白い部分が見えている。そのずっと向こう、南側の空が昼間だというのに、明るい橙色に輝いている。数十キロ先だろうから、あの空の下は海かもしれない。そのような感覚は、海のない県、海から遠く隔たった山育ちのわたしにはない。空を見て、その空の下が海だと思うこと。その感覚は