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5月24日
1時間と少しでバッテリーの交換が終わるということだったので、少しぶらぶらと歩くことにした。びっくりガードをくぐってジュンク堂書店に向かった。エレベーターで一気に9階へ上がって久しぶりに写真集のコーナーを見てみた。新しく出たらしいどの写真集を見ても何も思わなかった。もう見る目がなくなったのか、実際つまらない写真なのか、わからなかった。写真を見ても陳腐な言葉しか出てこなかった。劣化したとは思った。自分自身が劣化していた。考えるのがめんどくさくなっていた。下りのエスカレーターに乗ってカメラを出した。右側が窓になっていて向かいのビルや下の道路が見下ろせた。ここではいつも写真を撮った。シャッターを押して画像を確認して、劣化した、とまた思った。今見た写真集の中の写真よりもひどい気がした。もう一度窓の外にカメラを