Shin Yamagata

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本棚




でもその前にこれらのことはそこに写っているものにも関係しているような気もする。写っている内容というのか。このことは前にも書いた。こういうことはそれぞれ独立した事柄ではなくてどれも微妙に繋がりながらあるから、わけて書こうとすることに少し無理を感じる。それでもそれをどのように繋げながら書いていいのかいまいちわからないから、ひとまず分けて書くことになるのだろうか。よくわからない。写っている内容ということで言えば、最近本屋さんへ行ったら、震災後の東北地方を撮影した写真集なんかも本棚に並んでいた。東京からもたくさんの写真家が写真を撮りに行ったらしいし、今でも行っているようだ。例えば画家はそこへ行くだろうか。行ってその場にキャンパスを立てて絵を描き始めるだろうか。音楽家はそこへ行くのだろうか。現場を見て音楽を作ろうとするのだろうか。行く人もいるかもしれない。でも写真家と呼ばれている人に比べたら少ないのではないか。なぜ、写真家はそこへ行くのか。それら本棚にあった写真集を眺めてみた。これといって何も思わなかった。何も思わなかったのは写真集(写真)に対してであって、現場で起こっていることではない。それらの写真はもうテレビやネットで見ているような映像でこれといって目新しいものでもなかった(目新しいものがいいのか?)。そういえばタカザワさんもツイッターでそんなことをつぶやいていた。と思って探したらまとめられてた(http://togetter.com/li/197081)。
つづく