Shin Yamagata

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4月26日
その次は線路の向こう側までいかなければならないのだけど、途中の古本屋で足を止めて、一冊買うと百円だけど三冊買うと二百円になる棚の本を見ていた。「S.ソンタグ」という文字に目が留まり手を伸ばすと、やっぱりスーザンソンタグだった。「わたしエトセトラ」という聞いたこともないタイトルの本で、帯を読むと、どうも小説らしく、それも短編集らしい。パラパラと読んでみる。おもしろいのかどうかはちらっと読んだだけではわからなかった。百円だし買ってみてもいいかもしれない、もしかしたら、売れば百円以上で売れる本かもしれないという邪念も少しはあった。でも他に読みたい本が溜まっているのにこれを買ったところでいつになったら読めるのかどうかわかr