Shin Yamagata

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6月23日
印画紙に焼いたモノクロ写真を見て、黒がしまってていいですねえ~、という人がいる。そういう動画を最近見た。その人は写真なんて見ていない。印画紙の黒の出方を見てそれを褒めている。しかし、黒がしまっているとかしまっていないとか、いったい写真の何に関係しているのだろうか、そのことを何ら明らかにせず、ただ黒がしまっていることを褒める行為は、いったいなんなのか? なんとなく、わたしはモノクロ写真に精通してます、というような気配を漂わせたいと思っている人の

雰囲気がでることをわかっている人も、そんなことを言われて写真も見れないくせに通ぶりやがって、と思う人も結局は同じ穴の狢で、それは同じ世界の住人の話であって、ほとんどの人には何の関係もない。周りの人たちからそういうしらじらとした視線で眺められることに無自覚だ、ということの方がよほどの問題である。村社会の典型、といえ