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12月31日
午後6時過ぎ、駅前の富士そばに行列ができている。商店街のほとんどの店はすでにシャッターを下ろしている。いつも野菜を買う店はちょうど店頭を片付け始めているところで、レジのおばさんの「良いお年を」という声が道まで聞こえている。信号は青。ドラッグストアーは煌々とした白い光で道路を照らしている。いつもは23時に閉店だけど、今日は21時に閉店のスーパーに牛乳を買おうと立ち寄る。肉類がすべて半額になっている。買う予定のなかった和牛の小さなステーキ肉と豚の細切れを買ってしまう。スーパーは明日は休みだけど2日からもう営業だ。もう少し休めばいいのにと、去年も思った気がした。