Shin Yamagata

お知らせ  zine  Twitter   Instagram


 

f:id:blepharisma:20210715232815j:plain
11月16日
昼間に少し外へ出た。太陽の光があたたかい。なるべく日向を歩いていく。車が踏んだのか、アスファルトの上にガラス瓶が粉々になって散らばっている。キラキラとたくさんの小さな光が輝いている。こういうのを自転車で踏んでパンクしたことがあったことを思い出した。まさかそんなことでパンクしないだろうと思って踏んだら、後輪のタイヤの空気がプスーと音を立てて抜けていって、ガタガタと振動がお尻に伝わってきた。しまった、とか、なんで、とか、これからどうする、とか、近くの自転車屋は、とか、とにかく様々な気持ちが混じり合ってなんともいえない気持ちになったことを覚えていて、それは決して愉快な思い出ではなかった。今のこの太陽のあたたかさが心地よかっただけに、